安全区域とガイドライン

遊び場の安全要件

公共エリアに設置されたすべての遊具は、設置、点検、保守、運用に関する欧州基準ガイダンスであるSS-EN 1176-7に従って点検および保守されなければなりません。所有者または運営責任者は、私有か公有かにかかわらず、大きな責任を負っています。運営者は、日常の運営と保守が行われ、遊び場や遊び環境で遊具の安全点検が行われることを確実にしなければなりません。これらの点検を行う人々は、基準を十分に理解し、それを完全に考慮に入れることができるようにする必要があります。完全な情報を得るためには、現行の基準であるSS-EN 1176を使用することが推奨されます。 HAGS製品の保証は、当社の点検および保守ガイドに記載された情報に従って点検と保守が行われた場合にのみ適用されます。点検の頻度は、機器/材料の種類やその他の要因、例えば使用状況、破壊行為のリスク、気候条件、大気汚染、機器の年齢などに応じて異なります。

屋外ジムおよびフィットネス機器の安全要件

新しいヨーロッパ標準は、市場で利用可能な屋外機器の安全性の問題と試験方法を明確にしました。また、仕様と調達に携わる人々のための明確なガイドラインを確立しました。すべての製造業者が屋外施設に関する推奨事項を理解できるように、ガイドラインも利用可能です。安全性をさらに向上させ、使用を簡素化し、すべてのフィットネス製品が検査に合格することを保証するために、新しい標準SS-EN 16630を補完する追加機能を開発しました。これを、QRコードと内部停止装置による効果的なマーキングを導入することで実現します。

SS-EN 16630規格によると、すべての機器には、運動に関する情報と指示、機器の主な機能および安全情報がラベル付けされていなければなりません。当社の製品ラインは当然ながら新しい規格を満たしています。私たちはさらに一歩進んで、QRコードを使用して、1.4m以上の子供、青少年、大人向けの機器使用を提供しています。QRコードは、使用前の医療安全保証と新しいユーザー向けのトレーニングビデオへのウェブリンクも提供します。

私たちはまた、安全性を向上させるために統合停止装置を取り付けるさらなる措置を講じました。フィットネス機器の外部停止装置はSS-EN 16630に準拠していますが、新たに追加された統合停止装置により、手や足を挟むリスクが軽減されました。新しい統合停止システムは、エアスキーヤー、エアウォーカー、ラットプル＆プッシュ機器で利用可能になり、より安全性が向上しました。

安全区域の定義

このセクションでは、3つの主要な標準団体であるEN（欧州規格）、ASTM（アメリカ材料試験協会）、CSA（カナダ規格協会）によって規定された安全要件に従って、一般用語「安全エリア」のさまざまな定義を説明します。これらの異なる参照点を理解することは、必要なエリアを地理的要件に適用するために重要です。

EN1176	ASTM F1487	CSA Z614
EN 1176の「安全エリア」は、すべての遊具製品に対する定義された「落下空間」/「衝撃エリア」を指します。EN1176で要求される場合、特定の遊具製品（例：ブランコ、オーバーヘッドカルーセル）に対して障害物がない追加のエリアも含まれます。	ASTM認定製品の「安全エリア」は、すべての遊具製品に対するASTM F1487の「使用ゾーン」を指します。F1487で要求される場合、特定の遊具製品に対して障害物のない追加エリアとして「クリアランスゾーン」も含まれます。（例：スライド、ブランコ、回転木馬、トロリーライド）	CSA認定製品の「安全エリア」は、すべての遊具製品に対するCSA Z614「保護表面ゾーン」を指します。Z614で要求される場合、特定の遊具製品に対して、障害物がない追加エリアとして「クリアランスゾーン」と「侵入禁止ゾーン」も含まれます。（例：スライド、ブランコ、ケーブルライド）