自然から着想を得たインクルーシブ・プレイグラウンド、オーストラリア

オーストラリアのバンダバーグ植物園に新設された自然を利用した遊び場が、公園 and Leisure Australia Awards of ExcellenceプログラムのBest Playspace (50万ドル以下)の州賞を受賞した。これは、2019年10月に決定される全国賞の最終選考に進む。

オーストラリアの販売代理店であるAustek Play社は、誰もが一緒に遊べる、自然に根ざしたインクルーシブなプレイエリアを作るという地元議会の要求を満たすプレイグラウンドの入札と建設を成功させた。

プレイグラウンドには、4つのプレイゾーンと17の独立した遊具があり、これらを合わせると、触覚や感覚を刺激するさまざまなアイテムを含む、合計89の遊びができる。レイアウトは、包括性とアクセシビリティを取り入れるよう配慮されている。これは、子どもたちがどのように遊具を使って遊ぶかということだけでなく、親や保護者が監督者や観客としてどのようにこのスペースに関わるかということにも及んでいる。

公園のスポークスマンであるウェイン・オナー氏は、この結果に非常に満足しており、オープン以来、コミュニティがこのプレイエリアを長く楽しんでいると語っている。オナー氏はまた、「デザインは、主流の遊びと全障害者の遊びのシームレスな統合を可能にし、遊び場全体と周辺の設備へのアクセシビリティを確保します」と強調した。

また、この遊び場は、子どもたちの能力を試し、伸ばすために、さまざまなレベルのリスクやチャレンジを創造的にデザインに取り入れており、安全で楽しい環境の中で、必要不可欠なライフ・スキルを身につけることができる。